絶対美味しくなる!初心者のためのワイングラスの種類と選び方
「ワイングラスなんかなんでもいいやん。
中身が大事。」
間違ってはないけど、間違いです(笑)
ワイングラスを変えることによって、
味と香りがガラッと変わります。
ワインを最大限までおいしくするワイングラスの選び方教えちゃいます。
まず、ワイングラスを選ぶ時は大きさから選びましょう。
では、いつもどんなワインを飲むのか考えてみてください。
【グラスの形が及ぼす味、香りの変化】
・大きいワイングラス
フルボディなどの重厚なワインに向いています。
香りが充満するため、奥深いワインの香りを堪能するのにぴったりなのです。
また、小さいワイングラスに比べ、
空気と触れ合う面積が大きくなるので、
酸化されやすく、味がまろやかになります。
・小さめのワイングラス
温度をあまり上げないで飲むワインにおススメです。
例えば、
14-16℃:軽い赤ワイン
10-14℃:辛口白ワイン・ロゼワイン
8-10℃:甘口白ワイン
4-8℃:スパークリングワイン・極甘口ワイン
冷やすことにより、
軽いワインや辛口、スパークリングワインなどは
きりっとしたさっぱりさや爽快感
甘口ワインではぎゅっと凝縮されたかのような甘みを感じることができます。
【開口部の大きさが及ぼす味、香りの変化】
大きいグラスと小さいグラスを選び終わったと思いますが、
飲み口が大きいワイングラスと小さいワイングラスがあったら、
どっちがいいのかなってなりませんか?
それついてもお話していきますね。
飲み口のことを開口部と呼びます。
開口部が広いものと狭いものどこがちがうかというと、
香りの閉じ込め具合、舌のどの部位に当たりやすいかが変わってきます。
舌についてですが、部位によって味の感じやすさが変わってきます。
舌の先(舌尖):甘味、塩味
舌の両サイド(舌縁):酸味
舌の根本(舌根):苦味
これは味を感じるための細胞が何種類かあり、
部位によって異なるためです。
これを踏まえて説明していきます。
・開口部が広いもの
味:飲むときに流れ込む量が多いため、舌縁から酸味を感じやすくなります。
香り:拡散しやすいです。
・開口部が狭いもの
味:舌の舌縁を通る量が少なくなるため、酸味は感じにくくなります。
甘味と苦味を感じやすくなります。
香り:香りを閉じ込めることができます。芳醇な香りのものにおすすめ。
これを知ることによって自分が感じたい味を目安に選ぶということができますので、
参考にしてみてくださいね。
【おすすめワイングラス】
フルボディなど重厚な赤ワイン向け
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軽めの赤ワイン、芳醇な香りのワイン向け
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辛口白ワイン向け
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香りを楽しみたい白ワイン向け
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スパークリングワイン向け
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